暑い時期に発生しやすい汚染物質「光化学オキシダント」による健康被害を防ごうと、岡山県はあす(9日)から対策本部を設置します。

岡山県が注意を呼びかける光化学オキシダント。自動車などの排ガスに含まれる大気汚染物質が強い紫外線に反応して発生するもので、気温が高く、日差しが強い日に濃度が高まるといわれています。目や喉の痛みなど健康被害が起きる恐れもあることから、県は毎年対策本部を設置し、注意報の発令やメール配信サービスで情報を発信しています。

(岡山県環境文化部環境管理課 坂本祐基総括主幹)
「オキシダント注意報が発令されたら、屋外での活動を控えて屋内の活動に切り替えていただきたい」

県は、メール配信サービスを活用するなどして、積極的に情報を収集してほしいと呼びかけています。