岩手県釜石市唐丹町の死骨崎の沖合で、クジラの死骸が漂流しているのを釜石海上保安部の巡視艇が発見し、付近を通る船に注意するよう呼びかけています。
クジラと見られる死骸が発見されたのは、釜石市と大船渡市の境に位置する死骨崎の南東約3キロの海上で、8日午後2時15分頃沿岸を哨戒中だった釜石海上保安部の巡視艇「きじかぜ」が発見しました。
死骸の大きさは全長が約10メートル、幅約2メートルで腹を上にして水面から約2メートル露出した状態で漂流しているということです。
死骸には腐敗する際に発生するガスが充満していると見られ、破裂する危険があることから、釜石海上保安部では付近を航行する船に航行警戒を出して注意するよう呼びかけています。