アメリカのトランプ大統領は中国に対する145%の追加関税について、中国側が求める“交渉の前の撤回”には応じない考えを示しました。
記者
「中国を交渉の場につかせるために、関税を引き下げる可能性は?」
アメリカ トランプ大統領
「ノーだ」
中国側はトランプ政権が求める関税などをめぐる協議について、「交渉にあたっては、まず、アメリカ側が関税を撤廃すべきだ」としていますが、トランプ大統領は応じない姿勢を明確にしました。
また、トランプ氏は、「中国との貿易で我々は年間1兆ドルも失っていたが今はゼロだ。悪くない」と強気な態度を示しています。
アメリカと中国は10日と11日にスイスで、ベッセント財務長官と何立峰副首相が会談を行う予定で、互いがかけ合っている100%を超える関税をめぐって、どのような話し合いが行われるか注目されています。
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