郵便配達員の酒気帯び確認の点呼が不適切だった問題で、北陸信越運輸局は8日午前、上田郵便局に立ち入り検査を行いました。

上田郵便局には午前10時ごろ、北陸信越運輸局の職員5人が検査に入りました。

日本郵便は先月、集配業務を担う全国3188の郵便局のうち、4分の3にあたる2391局で、酒気帯びの有無を確認する点呼が適切に行われていなかったと公表。

このうち長野と新潟は、196局のうち150局が該当し、国交省が全国で特別監査を進めています。

北陸信越運輸局管内の4県では初めての立ち入り検査で、今後、違反が確認された局や疑いのある局に対し、検査を行うとしています。