Nスタみやぎでは、ゴールデンウイークに合わせ「仙台うみの杜水族館」の生きものたちをシリーズで紹介してきました。6日は最終回、6月中旬から特別展示が始まるホタルです。成虫になってからの寿命がわずか2週間と短い命と引き換えに美しい光りを放つホタルに迫ります。

日本の初夏の風物詩として知られる「ホタル」。日本にいるホタルの種類は40種ほどで代表的なものがゲンジボタルとヘイケボタルです。この2種類のうちゲンジボタルが日本にのみ生息しているホタルで俳句や和歌に詠まれているのもこのホタルです。

一方、ヘイケボタルは、日本に加え朝鮮半島や東シベリアなどにも生息しています。仙台うみの杜水族館では現在、去年7月に生まれ、卵からふ化したおよそ1000匹のゲンジボタルの幼虫を飼育しています。

魚類担当 相澤真哲さん:
「ゲンジボタルは正直言って難しいです。かれこれ10年近く経ってますけど、いまだに難しい」