5日朝、飯山市の千曲川の中州で、クマ1頭が駆除されました。

周辺では先月、合わせて4人がクマに襲われてけがをしていて、県は同じクマかどうか調べることにしています。

飯山市によりますと、午前6時ごろドローンで捜索を行っていた県のクマ対策員が、千曲川の中州でクマを見つけました。

その後、午前8時ごろに市の猟友会が猟銃を使って、駆除しました。

駆除されたのは、常盤(ときわ)地区近くの千曲川の中州で、周辺では先月9日と16日に合わせて4人がクマに襲われけがをしていました。

県は被害が発生したあと、クマの捜索を続けていました。

駆除されたクマは成獣と見られ、県では今後、DNA鑑定を行うなどして、人を襲ったクマと同じ個体かどうか調べることにしています。