岩手県金ケ崎町のドラックストアで4月27日に発生した強盗事件から1週間が経過するも、いまだ犯人は捕まっていません。警察は閉店作業中の人の少ない時間帯を狙った計画的な犯行とみて犯人の行方を追っています。

この事件は先月27日の午後10時ごろ、金ケ崎町西根のドラッグストアに黒っぽい服装で白いマスクと手袋を身につけた男1人が押し入り、従業員2人に現金を出すよう刃物のようなものをつきつけて脅して、現金百数十万円を奪って逃げたものです。閉店作業中で当時、店内にいた女性店長と男性従業員の2人にけがはなく、客はいませんでした。警察は閉店作業中の人の少ない時間帯を狙った計画的な犯行とみて、内部の事情を知る人物の犯行の可能性も含めて捜査を進めています。依然とし犯人が捕まっていない状況に住民や店舗の利用者は不安を口にします。

「身近でこんな事初めてでしたから怖い。犯人捕まってほしい」

「よく行くお店でもあるので怖いなと思う。不安は消えないですね」

警察は5日も周辺の聞き込みや防犯カメラの映像を分析するなどして捜査しています。