イスラエル軍の司令官は、パレスチナ自治区ガザでの戦闘拡大に向け、新たに数万人の予備役を招集する予定であるなどと述べました。イスラエル政府が近くこれを承認する見通しで、ガザでのさらなる被害の拡大が懸念されています。

イスラエル軍の司令官は4日、ガザでの戦闘の拡大に備えて、新たに数万人の予備役を招集する予定だと明らかにしました。

地元メディアによりますと、イスラエル政府は4日の夜から閣議を開いて協議を続けていて、この場で承認される見通しだということです。

ガザでは、おととし10月の戦闘開始以降、すでに5万2535人が犠牲となっていますが、イスラエル軍の戦闘拡大により、犠牲者の急増が懸念されています。