【あさい動物病院 浅井厚 獣医師】
「動物病院で行っている手術とはちょっと違う」
「普通は気管チューブを入れて点滴をつけて、いざという時に備えるけど、ここの子たちにはそれをする時間も費用もないので…」

しかし、多頭飼育の問題を抱えた家は経済的な事情で費用を出せないこともあり、そのような場合には『新潟動物ネットワーク』が金銭的にもサポートしています。
【新潟動物ネットワーク 岡田朋子 代表】
「今まで、費用が原因でたくさんのネコの手術に踏み込めなかった方が『だったらやろう』という気持ちになれる病院ができた。私達も全面的に支えていきたい」

【新潟市動物愛護センター 星野勇矢さん】
「ペットはあくまでも個人の所有物なので、そこに税金を投じて手術の支援をするというのは難しい」
「行政が手を出しづらい部分なので、そこを『にゃんがたセンタークリニック』に支援してもらい、愛護団体からも支えてもらえることで、指導に実効性を持たせ、実際に“手術する”というビジョンを飼い主に見出してもらえるというところが、すごく有効だと思う」