ゴールデンウィークに合わせて毎年、石川県能美市で開かれる恒例の「九谷茶碗まつり」が3日開幕し、掘り出し物を買い求める多くの人たちでにぎわいました。


3日間の日程で開かれる、「第116回九谷茶碗まつり」。九谷焼の産地・能美市の3つの会場で、合わせて63店舗が軒を連ねています。このうち、メイン会場の九谷陶芸村では、日常使いできる茶碗や湯呑みをはじめ、キャラクターが描かれた作品などが並べられ、訪れた人たちが、お気に入りの品を割安の価格で買い求めていました。


小松市から訪れた客は…
「まねきねこを買いました。普段よりもお買い得に買えるので、まだまだ良い物を見つけたい」

栃木県から訪れた親子は…
子ども「(Qこのブローチは)さくら」
母親「この子の名前が『さくら』なので。絵付け体験をしたくて来た」


今年の茶碗まつりのテーマは、「能美登(のみと)つながる!いしかわの伝統工芸」。能登半島地震と豪雨からの復興を後押ししようと、会場では今回初めて、輪島朝市から8店舗が出店し、トレードマークのオレンジ色のテントには、海産物や輪島塗の商品がずらりと並びました。


「九谷茶碗まつり」は、5月5日まで開かれます。