イギリスで地方選挙などが行われ、反移民を掲げる右派政党が下院の補欠選挙で勝利したほか、市長選を初めて制すなど躍進しました。

イギリスのイングランドでは1日、下院の補欠選挙や6つの市長選挙、それに24の自治体の議会選挙が行われました。

イギリスメディアによりますと、下院の補選では反移民を掲げる右派政党「リフォームUK」の候補が6票差で労働党の候補に競り勝ちました。

リフォームUK ファラージ党首
「我々が労働党政権に対する主要野党となった。率直に言って、保守党に存在価値がない」

また、リフォームUKは、2つの市長選でも勝利したほか、議会選挙でも躍進しました。

リフォームUKが市長選で勝利するのは初めてで、労働党と保守党の二大政党が支持を低迷させるなか、存在感を高めています。