第2次政権で初めてとなる政権中枢の人事です。アメリカのトランプ大統領は、中東の「フーシ派」への攻撃計画を外部に流出させて問題視されていたウォルツ大統領補佐官を退任させると発表しました。
アメリカ トランプ大統領
「私の国家安全保障担当の補佐官として、マイク・ウォルツは我が国の利益を第一にするため働いてきた。彼は新しい立場でも同じように働いてくれるだろう」
トランプ大統領は1日、国家安全保障担当のウォルツ大統領補佐官を退任させる人事を発表しました。国家安全保障担当の大統領補佐官は、外交・安全保障政策を指揮する政権中枢のポストですが…。
ウォルツ氏は3月、政権の幹部と民間の通信アプリで中東イエメンの「フーシ派」への攻撃計画を事前に共有。そのチャットグループに誤って雑誌の編集長を招待し、情報を流出させていて、問題になっていました。
ただ、トランプ氏は、ウォルツ氏の責任を問う姿勢は見せていません。
アメリカ トランプ大統領
「マイク・ウォルツを国連大使候補に指名します」
ウォルツ氏を、現在空席になっている国連大使の候補に指名。「失敗を認めない」“トランプ流”を貫き、情報流出の問題での「更迭」という見方を否定する狙いがあるものとみられます。
そのうえでトランプ氏は当面、ルビオ国務長官が国家安全保障担当の大統領補佐官も兼務することを決めました。ただ、その決定は、国務省の報道官にも寝耳に水だったようで…。
国務省 ブルース報道官
「(Q.ルビオ長官はいつまで大統領補佐官を兼務するんですか?)その話を、今、あなたから聞いて知りました」
政権内の混乱が伺える今回の人事。極右活動家のローラ・ルーマー氏の影もちらついています。
ルーマー氏は、トランプ氏を強く支持する「極右インフルエンサー」で、“不法移民が犬や猫を食べている”という事実に基づかない話をトランプ氏に伝えた人物と言われています。
アメリカメディアによりますと、そのルーマー氏が「忠誠心に欠ける」などと強く批判していた国家安全保障担当のウォン副補佐官も退任することになりました。
ローラ・ルーマー氏
「なぜ、中国系の国家安全保障担当副補佐官がいるんだ。しかも妻は、オバマ政権とバイデン政権のもとで働いていた中国系の検事だ」
ルーマー氏は、先月にはトランプ氏と面会し、「トランプ氏に忠実でない幹部」の名前を挙げて解雇を進めたと報道されていて、面会の直後にトランプ政権は、国家安全保障会議の幹部3人を解雇していました。
ルーマー氏がウォルツ氏によるNSC=国家安全保障会議の人事を問題視していたことも今回の交代の材料になったと報じられていて、波紋が広がっています。
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