少子化や慢性的な人手不足で、今年の就活戦線も学生優位の「売り手市場」が続いています。企業側は人材確保にあの手この手で知恵をしぼっています。
富山市で開かれた2日の合同企業説明会。製造業や建設業、販売業など県内企業100社が参加しました。

慢性的な人手不足を背景に学生優位の「売り手市場」が続く中、今、就職活動中の学生たちが重視していることは…。
学生
「給料というのはやっぱり気になるところではありますかね。25万ぐらいは自分は欲しいかなとは」

学生
「ワークライフバランスを重視していますね。プライベートも充実できる生活をしたいので」

多くの学生たちが企業選びの決め手としてあげたのが給与と福利厚生。優秀な人材を確保するため、初任給の引上げや休日数の増加に踏み切った企業が多くみられました。
アルビス 採用担当者
「連続休暇の取り方が変わりましてこれまでは6連休がマックスだったんですけど7連休とれるように。休みを取りやすく長くとれるように工夫して少しでも興味を持ってもらえれたらなというところでございます」

北陸電気商会 採用担当者
「内定は出しますけど学生はたくさんの企業を受けてますので当社で1回で決めてもらえる学生さんほとんどいなくて。もう少し待ってくださいという学生が大多数です」

梅本建設工業 採用担当者
「少ないですね。高校生なんかでも呉西地区で3人建設関係いたら多い方ですは。その3人を呉西地区全社で取り合いですよ」

説明会では学生に関心を持ってもらおうとこんな体験を用意しPRする会社も…。