トランプ関税を巡り、アメリカと2度目の交渉を終えた赤沢亮正経済再生担当大臣は、日本時間の2日午前9時前に会見し、「非常に突っ込んだ話ができた。」、「次回の閣僚間の協議を5月中旬以降、集中的に実施すべく日程調整していくことで一致した。」などと明らかにしました。

赤沢大臣は、日本時間の午前6時前からおよそ2時間にわたって、ベッセント財務長官らとの交渉に臨み、「改めて米国の関税措置は極めて遺憾であるということを述べつつ、米国による一連の関税措置の見直しを強く申し入れた。」としています。

そして、今回の交渉について「率直かつ建設的な議論を行い、前進することができたと考えている。」としたうえで、「日米両国間の貿易の拡大」、「非関税措置」、「経済安全保障面での協力」などについて、具体的な議論を深めることができたということです。

また、「非常に突っ込んだ話ができた」として、今後、事務レベルで集中的に協議を行い、「次回の閣僚間の協議を5月中旬以降、集中的に実施すべく日程調整していくことで一致をした。」などと明らかにしました。