3月の岩手県内の有効求人倍率は1.21倍で、2か月ぶりに前の月を上回りました。

岩手労働局によりますと、3月の県内の企業が求める人材の数=有効求人数は前の月から673人増えて2万4524人でした。
また、仕事を求める人の数=有効求職者数も前の月よりも27人多くなり2万303人でした。
有効求人倍率は前の月を0.03ポイント上回る1.21倍で、2か月ぶりに前月を上回りました。
新規求人数を産業別にみるとサービス業が前の年の同じ時期と比べて2倍近く増えているものの、コストや物価の上昇を背景に多くの業種で減少しています。

岩手労働局は今後について、「引き続き物価上昇などの影響に注意する必要がある」としています。