四国電力は、昨年度の連結決算で売上高と経常利益、純利益がいずれも過去最高になったと発表しました。

四国電力の昨年度の売上高は8513億円でした。前の年度に比べ8%あまり増え過去最高です。燃料費調整額の大幅減で小売販売が減ったものの、販売電力量の増加などで卸販売収入が増えたということです。それに伴い、経常利益は916億円、純利益は683億円といずれも過去最高となりました。

(四国電力 宮本喜弘社長)
「夏場の高気温や冬場の低気温により需要が増加したことで、四国電力側の収支が好調だったことに加えまして、グループ各社の事業が好調だった」

今年度は販売電力量の減少などを想定していて売上高・経常利益・純利益ともに減少するとの見通しを示しています。