アメリカのアマゾンが四半期決算を発表し、増収増益となりました。一方で、トランプ大統領による関税政策で先行きが不透明な中、業績の見通しは市場予想を下回りました。

1日にアマゾンが発表した四半期決算で、売上高は前の年の同じ時期より9%上回る1556億6700万ドル、およそ22兆6300億円。純利益は64%増の171億2700万ドル、およそ2兆4900億円で増収増益でした。

一方、次の四半期については利益の見通しが市場予想を下回りました。

売上の大半をネット通販などの小売関連事業が占める中、トランプ大統領による関税政策が中国からの輸入品を中心に大きく影響するとみられていて、アマゾンの株価は時間外取引で一時5%下落しました。