5月1日は労働者の祭典「メーデー」です。
新潟県内各地で集会やデモ行進が行われ、賃金の引き上げなどを訴える声が上がりました。
新潟市中央区で開かれた「元祖5.1にいがたメーデー」には、およそ500人が集まりました。

メインスローガンは、去年に引き続き「物価高と増税に負けない賃金引き上げの獲得」です。
【元祖5.1にいがたメーデー 藤沼肇 実行委員長】
「この(賃上げの)格差を是正していくためにも大きな声を集めて、声を挙げていかなければいけない」
連合新潟の調べによりますと、今年の春闘でこれまでに妥結した県内の組合の賃上げ率は平均で5.15パーセント。

一方、大手と中小企業との賃金差が引き続き拡大しているとして、賃金や労働条件の向上を目指し闘うことを宣言しました。
参加者はその後、およそ1.5キロの距離をデモ行進しました。

参加者は非正規労働者の雇用の確保や能登半島地震からの復旧、復興なども訴えました。