新型コロナで影響を受けた事業者を支援する国の助成金を、不正に受給していたとして、愛媛労働局は、新居浜市内の会社におよそ320万円の返還を命じました。

愛媛労働局によりますと、新型コロナの影響を受けた事業者を支援する「雇用調整助成金」を不正に受給したとして、返還命令を受けているのは、愛媛県新居浜市の事務機器販売・修理業「アイタック」です。

この会社は、2020年4月から2022年9月までの期間、実際には従業員が働いていたにも関わらず、休業したと記載した虚偽の書類を作成、合わせて27回申請し、助成金およそ320万円を不正に受給していたということです。

不正受給のあった助成金について、既に一部は返還されているということで、愛媛労働局は、残りの助成金についても引き続き返還を求める方針です。