アンちゃんと児童の挑戦「勇気をもらった」

そんな人気者のアンちゃんの苦手なことは階段です。階段を降りることも、昇ることもできません。
1週間後も、階段を前に、そっと後ずさり。そこで吉田先生は大好物のチーズを使って克服を試みます。子どもたちも、陰からエールを送ります。
児童
「がんばれ」
ついに、階段を降りることに成功

児童
「めっちゃすごい」
「勇気出しててすごいなと思った」
その勇気に背中を押された3年生の鈴奈さんは、苦手なことへの挑戦を決意します。
鈴奈さん
「ピーマン食べてみたい。あと逆上がり」
後日、鈴奈さんのお母さんに話を聞くと…

鈴奈さんの母
「本当にびっくりしたが、チンジャオロースを作ったら、『頑張ってみようかな』と言って、頑張って食べていました」
そして、昼休みには走ってグラウンドの鉄棒に向かう鈴奈さんの姿がありました。
鈴奈さん
「あっ無理だ」
周りの子どもたちは、補助器具なしで回っています。

鈴奈さんがピーマンの次に克服を目指すのは「逆上がり」。汗をかき、手がしびれても、昼休み終了のチャイムが鳴るまで挑み続けました。

そのころ、アンちゃんは躊躇することなく、軽やかに階段を降りていました。
4日後、鈴奈さんは体操着姿であらわれ、気合い十分。不安な表情を浮かべますが、仲間たちは鈴奈さんを励まします。そして、友達の助けを借りながらも、見事1回転。

鈴奈さん
「(Q.今の気持ちは?)暑い」
「(Q.どうして出来たと思う?)みんな助けてくれたから。アンちゃんに勇気をもらった」
アンちゃんと子どもたちの挑戦の日々は、これからも続きます。