昨年度に青森県三沢市の「三沢空港」を利用した人の数は33万人台となり、4年連続で増加して20年ぶりの水準となりました。
県によりますと、三沢空港の昨年度の利用者数は前の年度から3%増加し、33万4498人となりました。
増加となったのは4年連続で、33万人台となるのは20年ぶりです。
3つの定期路線でいずれも利用者が増加していて、特に東京線の利用者が27万5000人台で前年度から7000人以上増え、全体を引きあげました。
三沢空港は最盛期には60万人近い利用者がいましたが、2002年の東北新幹線八戸開業を境に減少傾向となっていました。
県は増加の要因について、コロナ禍の2020年度から東京線が1便増えて4便となったことが定着したことや、観光需要が増えたことと分析しています。