八戸市の水産加工業、マルスケが青森地裁八戸支部より破産開始決定を受けたと東京商工リサーチは発表しました。負債総額は調査中です。

マルスケは1982年に創業し2003年に法人化した企業で、スルメイカの加工を主力とした水産加工業です。2016年3月までは3億円台の売り上げを計上していましたが、八戸港での水揚げ量の落ち込みを受けたうえ、原料価格の高騰による赤字などで債務超過状態が続いていました。2024年3月期の売り上げは1億3000万円にまで落ち込み、300万円の赤字となりその後も経営は改善しなかったということです。