2023年度に山梨県内の児童相談所などに寄せられた児童虐待の相談件数が過去最多となったことが分かりました。

県のまとめによりますと2023年度に県内の児童相談所と市町村に寄せられた児童虐待の相談件数はあわせて2387件で、前の年度より170件ほど、率にして7.9%増加し過去最多となりました。
相談内容の内訳は言葉による脅しや無視など心理的虐待が最も多い1106件と全体の46.3%を占め、次いで育児放棄のネグレクトが741件、暴力を振るうなど身体虐待が527件となっています。
児童虐待の相談件数が過去最多となった要因について、県は児童虐待の問題について周知が進んだことで県民の意識が高まったためではないかとしています。