中居正広氏をめぐる一連の問題を受け、フジテレビの親会社は金光修社長ら4人が6月で退任すると発表しました。また、同時に改革案を発表し、「楽しくなければテレビじゃない」からの脱却を目指すとしています。

フジテレビ 清水賢治 社長
「一切の聖域を残さず、楽しくなければテレビじゃないから脱却し、社会の公器としての役割を果たす」

中居正広氏と元フジテレビアナウンサーをめぐる一連の問題をうけ、フジテレビの親会社は金光修社長をはじめ4人が6月の株主総会後に退任すると明らかにしました。

また、会社はきのう、総務省に改革案を提出。「楽しくなければテレビじゃない」から脱却し、編成やバラエティ制作部門を解体・再編するほか、役員定年制を導入するなど再発防止策を示しました。

多くのスポンサーがCM放映を差し止めた影響などで、会社は初めて赤字に転落し、201億円の最終赤字になる見通しです。