30日、皇后さまと長女・愛子さまが、亡くなった同級生を追悼するチャリティコンサートを私的に鑑賞されました。

午後6時ごろ、東京・千代田区の紀尾井ホールに、皇后さまと愛子さまがそれぞれ到着されました。

愛子さまは、日本赤十字社での勤務を終えて会場に直行されたということです。

ホールでは、愛子さまの学習院初等科の同級生で、2023年に亡くなったチェリスト・山本栞路さんをしのぶチャリティコンサートが開催され、おふたりは私的に鑑賞されました。

愛子さまは学習院初等科の時に管弦楽部でチェロを担当していて、同級生の山本さんと一緒に演奏をされていました。

山本さんは幼少のころからチェロの演奏で才能を発揮していましたが、桐朋学園大学在学中の2023年4月、白血病のため21歳の若さで亡くなりました。

山本さんは入院中、病院で気軽に音楽を演奏することができる防音室の設置を願っていたということで、コンサートの収益はそのために寄付されます。

皇后さまと愛子さまは、2階席に並んで座り、亡くなった山本さんに思いを寄せながら、およそ2時間、コンサートを鑑賞されました。