物価高対策として、与野党から消費税の減税を求める声が上がる中、石破総理はきょう、「よく精査し、議論させていただきたい」と話しました。

石破総理
「消費税のことについて、これは具体によく詳細に検討してみなければなりませんし、よく精査をし、また議論をさせていただきたいと考えております」

消費税の減税をめぐっては、野党各党から一時的な引き下げや廃止を求める声があがっているほか、与党・公明党も減税を前提とした経済対策が必要との考えを示しています。

こうした中、石破総理は訪問先のフィリピンで記者団に対し、消費税の減税についてシステム上の課題などに言及しつつ、「詳細に検討してみなければならない。よく精査し、議論したい」と述べました。