高知県立春野総合運動公園の遊具とベンチのボルトが外されていたことが分かりました。遊具のボルトは復旧されていますが、県などはいたずらとみて警察に被害届を提出しています。

被害にあったのは、県立春野総合運動公園にあるスプリング遊具です。県によりますと4月14日、公園を管理する「県スポーツ振興財団」が散歩中の人から「10代とみられる男女が遊具の下で何かしていた」と報告を受けました。遊具を確認したところ、ボルトなどが外されていたということです。さらに4月18日にも別のボルトが外されているのが見つかりました。この遊具は3月末に設置されたばかりでした。

(公園の利用者は)
「遊具のボルトが外されてるなんて知らなかった。怖い。転倒する危険性もある」
「保護者からすると、子どもの遊具へのいたずらはやめて欲しい」

(県スポーツ振興財団 丸田烈さん)
「新しくできた遊具で、子どもたちもたくさん遊んでくれているところなので、私たちも見回りを強化して、子どもたちが安全に遊べるようにしたい」

(中屋裕貴 記者)
「ベンチの下を見ると、ボルトが一つ抜かれたままの状態となっています」

いずれもケガ人はなく遊具はすでに復旧済みです。財団は高知南警察署に被害届を提出したということです。