全国各地で発生している道路の陥没を未然に防ごうと、香川県の道路管理者と地下にケーブルなどを設置する事業者らが、情報を共有する会議を開きました。

会議には、香川県の行政関係者やインフラ事業者が出席し、互いに点検計画などを共有しました。埼玉県で発生した事故をきっかけに、全国的に問題となっている道路の陥没です。

きょう(30日)も京都府では、下水道管の損傷が原因と思われる冠水が発生しています。道路の陥没は、全国でみると年に1万件以上で、その多くが道路の排水施設や上下水道管の損傷が原因ということです。

(香川河川国道事務所 横田直紀副所長)
「埼玉県八潮市で大きな事故が起きましたが、香川県内においてもそのような事故が起きないとは限らないので、未然に防ぐべき措置はとっていく必要がある」

香川河川国道事務所は今回共有された情報をもとに、陥没のおそれがある場所を抽出するとしています。