10月26日「GoToEatキャンペーン」が、およそ2年ぶりに東京都内で再開しました。
前回販売された2020年は、行列ができるほどの人気に。
超簡単「GoToイート」食事券申し込み方法や、3万店舗がしのぎを削る!?食事券を“持っていても持っていなくても”お得なプランで勝負に出る飲食店などを取材しました。

■2年ぶり再開「GoToEat東京」

そもそも「GoToイート東京」とはーー
目的は「コロナ禍で苦しむ飲食店の支援」で、購入金額の25%分を上乗せしたプレミアム付き食事券が発行されます。

今回(第2次)のプレミアム付き食事券はデジタルとアナログの2種類。
▶デジタルの場合 8000円で1万円分 利用可能
▶アナログ(紙)場合 1万円で1万2500円分 利用可能
東京の発行総額は、全国最大の500億円です。

食事券の販売は2020年11月に始まりましたが、1週間後に一度販売を停止。
2年経過した2022年10月14日、小池都知事が食事券の販売再開を発表し、10月26日10時に販売が再開されました。
食事券が利用できるのは来年の1月25日まで。対象は東京都内の認証店ですが、東京在住以外の方も購入することができます。

東京で利用できるお店は3万1665店舗(10月5日までに申請を受け付けた店舗)。
デジタルとアナログ、両方の食事券に対応できるのが2万2321店舗、紙の食事券のみ対応できるのが9344店舗となっています。

■2年ぶり再開に 期待膨らむ飲食店

「GoToイート東京」再開に合わせ、特別なプランを用意している飲食店もあります。

「ラムしゃぶ金の目」(銀座・六本木・新宿など)では、ラムしゃぶ食べ放題に飲み放題、かにしゃぶ、こぼれいくらなどがついたコースが通常1人6980円のところ、「GoToイートスペシャルキャンペーン」として1000円割引の5980円で食べられます。
このプラン「GoToイート東京」の食事券が無い人も利用が可能なんです。

このように「GoToイート東京」を好機と捉え、飲食店のみなさんは色々なサービスを考えているということで、「GoToイート東京」が利用可能な東京・新橋にある根室食堂の平山オーナーに話を伺いました。

恵俊彰:
いよいよ始まりますね!根室食堂では何かプランを考えているんですか?

平山オーナー:
皆さんが好きな『カキ鍋』を、安く4000円くらい(通常5000円)で出してみようかなと思ってます。2~3人前ぐらいありますね。カキも結構量が入ってますよ。
それで割引券(「GoToイート東京」食事券)を使っていただくと結構お得感あると思いますよ。

恵俊彰:
東京で3万店舗ぐらいが色んなサービスを考えて、普段よりお安い値段で、なおかつ食事券使えますよということですね。

■鳥海氏「忘年会に向けバカ売れするのでは」

早速、食事券を購入したという航空・旅行アナリストの鳥海高太朗氏にも加わって頂きます。

航空・旅行アナリスト 鳥海高太朗氏:
実は私は2年前の11月、(「GoToイート東京」食事券の)申し込みをして当選メールが来ていたんですが、いざ購入しようとしたらコロナの影響で販売が延期になり、2年間引き延ばしをされていたんです。
2年前に当選した人限定で、今日(26日)から食事券が購入可能になっています。

恵俊彰:
今日から販売じゃなくて(2年前に)当選してた人たちが今日(10月26日)から購入できますよっていうことなんですって。

コメンテーター 伊藤聡子:
今日申し込みをしようと思っても駄目だっていうことですか?

鳥海氏:
(新たな食事券は)10月26日から11月1日までに申し込みをして、その後当選をしてから購入できるという形になるので、これから購入する方は(申し込んで)当たったら買えます。

鳥海氏:
これから忘年会シーズンに向かっていきますので、(食事券は)かなりバカ売れするかなと思ってます。やはり25%は大きいですよね。今回(根室食堂のカキ鍋)5000円のものを4000円にしていただいて、(食事券を使えば)実質3000円相当でこのカキ鍋を食べられていると、そういった計算になるわけですね。

コメンテーター 伊藤聡子:
(「GoToイート」対象の店かどうかは)予約サイトなどですぐにわかるんですか?

鳥海氏:
東京のGoToイートのホームページにリストが載っていて毎週金曜日に更新されるそうで、そこで区別に使える店が全部載っています。