日本とアメリカの2回目となる関税交渉のため、赤沢亮正経済再生担当大臣は、先ほど(30日午前10時半過ぎ)、ワシントンに向け出発しました。
羽田空港からの出発を前に、赤沢大臣は、「Win―Winの関係を築き上げられる、そういう合意にするかということを常に考えて一歩でも二歩でも前進をしたい。」などと述べました。
また、「ある自動車メーカーのトップに話を聞くと、1時間に100万ドルずつ損をしていってる状況ですと。だから25%の関税を課されると、それだけの利幅がある企業は結局ないわけなので、輸出すればしただけ損が出る状況がある訳です。」とも指摘し、「1日、1日と我が国の企業が損を出していってる状況なので、そういう意味ではゆっくり急ぐということをやらなきゃいけないと思っています。」という考えを示しました。
ベッセント財務長官らとの交渉は、現地時間の5月1日で調整中です。