■織田幹雄記念国際陸上競技大会(29日、広島広域公園 陸上競技場)
先日、10000mの日本選手権を2年ぶりに優勝した廣中璃梨佳(24、JP日本郵政グループ)が5000mに出場し、日本人トップの15分19秒23で3位に入った。9月の東京世界陸上の参加標準記録(14分50秒00)には届かなかった。
レースはスタートから三井住友海上のタマウ・タビタジェリが先頭に立つと2番手についた廣中。1000mを超えると先頭に立ちレースを引っ張った。中盤でチェムタイ・デボラ(ユニバーサル)に先頭をゆずるもしっかりと並走。チェムタイがスピードアップするもしっかりとついていき、ラスト1000mで廣中がトップに立った。腕のふりが大きくなりペースアップしたが残り400mでラストスパートもタマウなどに抜かれ3位でフィニッシュした。優勝は15分17秒93タマウ・タビタジェリ。