大分県臼杵市でこの時期恒例の「赤猫まつり」が開催され、子どもたちが大規模な火災があった商店街をパレードし元気を届けました。
招福うすき赤猫まつりは質素倹約の精神で財を成し「赤猫」と呼ばれた昔の臼杵商人にあやかって福を招こうと、毎年「よいふくのひ」の4月29日に開催されています。

臼杵市観光交流プラザでは地元の園児や児童ら60人以上による「赤猫おどり」が披露されました。
このあと、子どもたちは去年11月に15棟が焼けた大規模な火災が発生した臼杵中央通り商店街、通称・八町大路を踊りながら練り歩き復興に向けた募金活動への協力を呼びかけました。
(踊りを見た人)「子どもは元気いっぱいですよ。小さい子に元気をいただいた」「この商店街にまた久々に明るいものが通ったので、とても和やかに見ることができました」
(赤猫笑談会・木本順子会長)「もう、一日でも早く400年も経っている街ですから、復興していただきたくて、少しでも商店街の役に立てばと思っている」
会場には多彩なグルメが楽しめるキッチンカーが登場したほか、屋内ではハンドメイド作品も販売され、訪れた人がゴールデンウイークの祝日を満喫していました。