自動車メーカーのマツダは、新たな支援制度を設け、転職希望の正社員500人を募集すると発表しました。
マツダが発表した「セカンドキャリア支援制度」は、車の製造現場以外の、勤続5年以上・50歳以上の正社員が、対象となります。2026年までに合わせて4回、500人の募集を行う予定です。
制度を利用した社員には、▽退職金の増額や、▽再就職に関して専門家によるフォローなどを行うとしています。

マツダは2001年、アメリカのフォード・モーターの経営下で業績悪化に伴い早期退職希望者を募り、2213人が退職しました。

今回の制度についてマツダは「2023年ころから経営方針に基づいて検討してきたもので人員削減のためではない。一連のアメリカの関税措置を受けたものでもなく早期退職制度とは異なる、新たな従業員の支援制度」だとしています。
