山形市では、環境美化から始まった川沿いの芝桜が見頃を迎えています。

河川敷一面に広がる、鮮やかなピンク色。

山形市立谷川の川沿いを華やかに彩るのは芝桜です。

立谷川の花さかじいさん・松田和雄 代表「一年苦労して、成果が今見られる時期ですね。ゴミをなくすためにきれいな環境をつくるというきっかけだったんですね」

立谷川の河川敷は、以前は木々が生い茂り、不法投棄されたゴミが散乱するなどしていました。こうした中、およそ20年前、天童市に住んでいた田所三男さんが、「ゴミを捨てられない様な綺麗な環境にしよう」とたった1人で河川敷の整備をはじめ、美しい芝桜を植えました。

立谷川の花さかじいさん・松田和雄 代表「逆に、ジャングル状態を思いおこせないくらいです。写真を見て、こうだったなという感じ」

今では、この地域の名所となり、毎年、訪れる人の目を楽しませています。

田所さんが亡くなった後もボランティアのメンバーがこの芝桜を大切に守り続けています。

訪れた人は「毎年見に来てまして、桜もまだ咲いていますし、芝桜と一緒に咲いていて、すごくきれいですね」
訪れた人は「季節を感じますね」
訪れた人は「毎年見て、感激する」

立谷川の川沿いには、芝桜のほかにも時期をずらして開花する3種類の桜の木が植えられていて、今の時期は八重桜と芝桜を共に楽しむ事が出来ます。

立谷川の花さかじいさん・松田和雄 代表「新緑と、芝桜のピンクと、川のせせらぎと、心癒される風景を楽しんでいただきたい」

立谷川の芝桜は来月10日頃まで楽しめるということです。