3月25日に高知龍馬空港に着陸し、その後も空港内に駐機していた、アメリカ軍の「F-35」戦闘機が、5月5日午前11時過ぎ、飛び立ちました。

この戦闘機は、アメリカ軍・岩国基地所属の「F-35」で、3月25日の午後2時ごろ、高知龍馬空港に「着陸」しました。

高知龍馬空港に着陸した、アメリカ軍の戦闘機F-35(3月25日午後2時ごろ)

着陸について、アメリカ海兵隊の航空部隊「第1海兵航空団」は、「定期訓練作業を実施中に機内警報が発生したため、予防的な着陸を行った」としています。着陸した時点で機体の外見に異常はみられず、パイロットにもけがはありませんでした。

戦闘機は3月25日に着陸して以降、旅客機が行き来するすぐそばで、1ヶ月以上駐機し続けた(4月27日撮影)

戦闘機はその後、高知龍馬空港に駐機したままの状態となり、この間、戦闘機のそばにテントが設置され、関係者が機体の整備作業を進めていたとみられていました。

関係者が合図を送りながらエンジンをテストしていたとみられ、空港には轟音が響いていた(4月27日撮影)

このところ、アメリカ軍関係者が戦闘機のエンジンテストを行っていたとみられ、時折、空港には轟音が響いていました。