春色に染まる青森県内。
平川市の猿賀公園の満開のサクラと池、それに神社の競演を、空からの眺めとともに紹介します。市川麻耶アナウンサーの報告です。

※25日午後6時半頃の中継内容を記事化しています。

咲き誇るサクラはライトアップがはじまり、艶やかさを増しています。いまは少し肌寒いですが、このあたたかい光を見ると、なんだかホッとしますね。

平川市の猿賀公園では、「ソメイヨシノ」と「シダレザクラ」が池を取り囲むように植えられています。池の中央に鎮座するのは『胸肩神社』。鮮やかな朱色が目を引きますよね。

この神社とサクラ、そして池の競演は猿賀公園ならでは。日が暮れるのに合わせて、そして風の吹き方だけでも表情を変え、ずっと見入ってしまいます。

この幻想的な景色は何時間見ていても飽きることはありません。25日は特別に、この猿賀公園の空からの眺めも紹介します。

満開の公園をドローンで撮影しました。高度を上げると姿を現すのは、サクラが彩る「池」と「胸肩神社」、それに津軽富士と称される「岩木山」の競演です。

津軽の春を代表する眺めといえるのではないでしょうか?
園内の鏡ヶ池と見晴ヶ池、2つを取り囲むように約330本のサクラが咲き誇っています。

池は鏡のようにサクラと神社を映していて、なんとも風情のある景色が広がっています。

25日は、午後から青空が見え始めると多くの人がくり出し、サクラを見ながら散歩したり、池でコイにエサをあげたりして、思い思いの形で「さくらまつり」を満喫していました。

訪れた人は
「雨が降っていたので、どうかなと思ったけども、(午後に)晴れてきれいに見れてよかったです」

「コイがサクラの花びらを食べるんですね。面白かったです。弘前にも行ってきて、こっちにも来て、サクラをいっぱい見て満喫した」

猿賀公園では、5月6日まで「平川さくらまつり」が開かれていて、ライトアップは日没から午後9時まで行われます。

いまは「ソメイヨシノ」に加えて、「シダレザクラ」も見頃となっているほか、5月上旬からは「ヤエザクラ」も楽しめるようになるということです。

まつり期間中、何回か足を運んで、開花状況にあわせて表情を変える園内を楽しんでみてはいかがでしょうか?