2024年9月、青森県六戸町の十字路交差点で軽トラックとワゴン車が衝突し、7人が死傷した事故で、過失運転致死の罪に問われた男の初公判が開かれました。男は起訴内容を認め、「一時停止があることに気づかなかった」と述べました。
起訴されているのは、十和田市の無職・小笠原秀一 被告(21)です。
小笠原被告は2024年9月、軽トラックを運転中、六戸町の十字路交差点で一時停止を怠って進入し、デイサービスの利用者が乗るワゴン車に衝突する事故を起こし、過失運転致死の罪に問われています。
この事故で、ワゴン車に乗っていた70代~90代の4人が死亡、3人がけがをしました。
25日に青森地裁十和田支部で開かれた初公判で、小笠原被告は起訴内容を認めました。
また、「左右を確認した感覚があるが、左の確認が不十分だったと言われるとそう思う」「一時停止を怠ったのではなく、あることに気づかなかった」と述べました。
次回の公判は、5月22日に開かれます。