修学旅行など事前に契約 追加請求はできず…
これまで車両の維持費や整備費、新しい車両の導入費などあらゆる費用が上がるなか、燃料費の高値はさらなる打撃になっていました。
菅野弘二部長「安い時から(比べれば)1.5倍から1.7倍ぐらいは経費がかかっています」
さらに、この時期は修学旅行などの需要が増えますが、バス代金の多くは前もって契約していることから、燃料の価格が上がっても追加で請求する訳にはいかない事情があるといいます。

菅野弘二部長「お客様に負担していただくわけにはいきませんので、そこは会社の予算、経費としてみています」
引き下げの終了時期は未定ですが、さまざまな経費が高騰するなか、バス会社では少しでも長く続いてほしいと考えています。
菅野弘二部長「補助を継続して出していただいて、会社の経費を少しでも抑えられればと思っています」
福島県内のガソリン価格は、去年の同じ時期と比べて1リットルあたり10円ほど値上がりしています。車社会の県内では、燃料代が家計の大きな負担となっていて、期限を設けず、継続的な支援を求める声が上がっています。