災害が発生したとき、被災した人が入浴できる「移動入浴車」について、青森県八戸市が車を製造する企業と協定を結びました。災害時に特化した「移動入浴車」に関する協定の締結は、県内で初めてです。
八戸市と支援協定を結んだのは地元の伊藤商事で、伊藤智之 社長と熊谷雄一 市長が協定書に署名をしました。
伊藤商事は、移動入浴車をつくっていて、災害が発生して市から要請があったときには車を出動させ被災した人が入浴させます。
移動入浴車は、1000リットルの水を積むことができ、中には浴槽やシャワー、それに洗面所などが備え付けられています。
伊藤商事 伊藤智之 社長
「多発する自然災害に入浴支援活動ができればと思って準備しました。(災害は)いつ起きるかわからないので、起きてからでは遅いので、いつでもいけるような準備を整えておけたら」
災害時に特化した移動入浴車に関する協定の締結は、県内で初めてです。