子どもを中心に感染し、激しい咳が続く「百日咳」の感染が青森県内で拡大しています。4月20日までの1週間の患者は34人で過去最多を更新しました。

百日咳は、激しい咳が続く細菌性の感染症で、特に乳児が感染すると、重症化して死亡する恐れもあります。

県のまとめでは、4月20日までの1週間に報告された患者数は34人で、1週間あたりでは過去最多です。

地域別では、三八が20人で最も多く、中南で10人などとなっています。

2025年の患者数は累計で168人となり、年間の患者数がこれまでで最も多かった2018年の85人をすでに上回っています。

県は、手洗いやマスクの着用などを呼びかけています。