沖縄を代表する陶芸家・金城次郎が人間国宝に指定されてから40年を迎えたのを記念して、読谷村で作品を集めた展示会が開かれています。

この企画展は読谷村のユンタンザミュージアムが開いているもので、会場には湯飲みや壺など金城次郎が手がけた作品合わせて57点が展示されています。

1912年に那覇市で生まれ、13歳で陶工となった金城次郎は1972年読谷村に窯を開いて創作活動に取り組み、1985年に沖縄で初めて人間国宝に指定されています。

沖縄の土と釉薬を使って焼かれた作品は魚や海老のモチーフの生命観あふれる作風が特徴的で、2004年に92歳で亡くなった後も多くのファンを魅了しています。

この展示会は来月6日まで、読谷村座喜味のユンタンザミュージアムでかれています。