盛岡財務事務所は4月時点の岩手県内経済の情勢について、15期連続で「持ち直しつつある」と判断を据え置きました。
盛岡財務事務所は3か月1回、県内経済の情勢について発表しています。
4月時点で「持ち直しつつある」とし、2021年7月以降、15期連続で判断を据え置きました。
このうち「個人消費」は、ドラッグストア販売が前年を上回っていることから「持ち直している」としました。
「生産活動」は、電子部品・デバイスでスマートフォン向けを中心に高操業となっていることから「持ち直している」との判断となりました。
先行きについて盛岡財務事務所は「景気が持ち直していくことが期待されるが、物価上昇の影響や海外経済の動向などに十分注意する必要がある」としています。