デンマーク国王のフレデリック10世が去年1月の国王即位後、初めて日本を訪れ、東京都などとのエネルギー分野の連携強化に向けた会合に出席しました。

デンマークは発電割合のおよそ90パーセントが風力発電などの再生可能エネルギーで賄われているいわゆる環境先進国で、きょうの会合には、▼東京都の小池百合子知事や▼福島県の内堀雅雄知事、▼北海道の三橋剛副知事らが出席しました。

小池百合子 東京都知事
「気候危機、今、全世界で深刻化しております。グローバルでの連携を深めまして、知見の共有・取り組み、さらに力強く進めてまいりたい」

会合では、脱炭素化を目指す「GX=グリーントラストフォーメーション」について、デンマークと東京、福島、北海道がそれぞれ連携していくとする共同宣言が行われました。