JR東日本新潟支社は23日、新潟エリアを中心に運転中のE129系の車両を使った『音鉄向け録音イベント』を行うと発表しました。新潟支社管内では初めての取り組みだということです。
JR新潟支社によりますと、5月24日(土)に実施するこのイベントは、JR信越線の新津駅~羽生田駅、新津駅~東三条駅を走る列車の走行音などを録音できるもので、使用される車両は、新潟エリアを中心に運転している『E129系』です。

イベントは午前と午後の2コースに分かれていて、午前コースでは、貸し切り列車で新津駅~羽生田駅間と新津駅~東三条駅をそれぞれ往復し、ドアコックの操作音やコンプレッサーの動作音などを録音してもらうとしています。そのため、自動放送は放送せず、空調も切るということです。
また、午後コースでは、午前のコースのほか、ブレーキ操作を『常用』から『非常用』にした際の音や『定期列車では聞くことができない自動放送』なども録音できるとしています。

鉄道ファンの中でも、特に“音鉄”に向けたイベントとした録音イベントはJR新潟支社管内では初めての開催だということです。
イベントは“午前コース”が5500円、“午後コース”が6000円(いずれも税込み)で、それぞれ30名限定。参加は中学生以上が対象です。
25日からJR東日本のショッピングサイトで販売するということです。