この春、JR高松駅前にキャンパスを全面移転した徳島文理大学が、さぬき市志度の旧キャンパスの活用について明らかにしました。

国内最大手のみそメーカーマルコメと共同で、大豆栽培などの研究開発拠点とします。
(徳島文理大学 村崎文彦理事長)
「さぬき市にございます志度のキャンパスを活用する、まさに一石三鳥四鳥にもなるプロジェクトかと思っております」

徳島文理大学とマルコメが会見を開き、産学連携の共同研究について説明しました。大学の高松市への全面移転で、さぬき市志度の旧キャンパスの今後が注目されていましたが、校舎と体育館を活用して、気候変動や害虫の影響を受けにくい大豆の水耕栽培に取り組むということです。
(徳島文理大学 村崎文彦理事長)
「さぬき市のキャンパスを利活用していただくことで、さぬき市にとりましても活力になればうれしい」

両者はこの場所で、3年後には2~3トンの大豆の収穫を目指し、実用化につなげたいとしています。