特殊詐欺被害を少しでも防ごうと、島根県警浜田警察署が、このほど妖怪をキャラクターにしたポスターを製作しました。
この特殊詐欺被害防止ポスターは、浜田警察署が、多くの人に立ち止まって見てもらえるものをと、水木しげるさんのチーフアシスタントだった島根県浜田市在住の佐々岡健次さんに依頼して製作しました。
ポスターには「白子ぞう」という妖怪が、神社にお参りにきたお年寄りを手もみをしながら言葉巧みに騙そうとしている姿が描かれています。
ポスターの妖怪を描いた 佐々岡健次さん
「今も昔もこんな詐欺師みたいな奴がいた。現代でも人間同じなんですね。昔も今も変わらない、そういう奴がいない世の中になればいいと思い描きました。」
またポスターの下には、「よ・よく考えて」「う・うまい話には裏がある」など、「よ・う・か・い」を頭文字にした標語も書かれています。
浜田警察署ではポスター100枚のほか、同じデザインのチラシ500枚を作り、学校やスーパーなどに配布して詐欺被害防止を呼びかけることにしています。














