イルミネーション輝く幻想的な空間での“イチゴ狩り”や夜の“アフタヌーンティー”。若い世代が新しい「夜活」に求めるものとは?

“新”夜活で「気楽な自分時間」

「夜活」といえば、かつては習い事や趣味など“自分磨き”が中心の活動が人気でしたが、最近はちょっと違うようです。

『博報堂』ヒット習慣メーカーズ 佐藤諒平さん:
「20代~30代前半も含めた若い人が、夜の時間でもっと気楽な自分の時間をとるための過ごし方となっているところが特徴」

実際、街の人に聞いてみると…

「葛西臨海公園で【夜ピクニック】。大きい観覧車があったり海が見られるので、景色見ながらスタバとか買ってのんびり」(20代女性・大学生)

【レイトショー】で映画とか。観た後にそのまま寝られるので“世界観に浸ったまま1日が終われる”のがすごく素敵」(30代女性・会社員)

他にも、涼しくストレスフリーの【夜散歩】や目的地のない【夜ドライブ】など、何も考えずに気楽な自分時間を過ごすことを重視しているようです。

「客は昼の倍」居酒屋ではなく“カフェ”のワケ

そんな“今どきの新夜活”の中で、特に人気なのが【夜カフェ】

東京・渋谷にある『桜丘カフェ』では夜8時でもスイーツやコーヒーを楽しむ人で満席。
なんと「夜の方が客が多い」とのことで、昼の2倍以上、多くて3倍の時もあるといいます。

人気のワケは…

10代女性・大学生:
「暗くて雰囲気もいいから盛れたりもするし、オシャレでいい」

20代女性・会社員:
「居酒屋だとうるさすぎて会話にならないこともあったりするので、落ち着いてしゃべれるカフェが結構好き。“1日の最後の時間を充実させたい”みたいな気持ちで、自分の楽しい大切な時間を過ごすみたいな感覚は強いかも」