現職の石川県議会議員が死去したことにともない5月2日に告示される羽咋市羽咋郡南部選挙区の補欠選挙を前に、21日夜、2人の候補予定者による公開討論会が開かれました。
討論会は羽咋青年会議所が企画したもので、これまでに出馬を表明している前県議の本吉淨与さんと宝達志水町長の宝達典久さんが参加しました。
今回の補欠選挙は自民党の稲村建男県議が死去したことに伴うもので、討論会では能登半島地震からの復旧・復興に向けた施策などについて意見を交わしました。
また前の県議や現職の町長という経歴に対し、双方が相手側の実績などを問いただす場面も見られました。

前県議・本吉淨与氏(宝達氏に対し)「町長として実現できないにもかかわらず県議会議員であれば実現できるというのは理解が苦しむ。なぜ県議会議員でなければ実現できないのか?」

宝達志水町長・宝達典久氏「町長としてだけではできない、町長としているだけではできないこと、町長としての責任を果たすための決断として県議を目指す」