教皇フランシスコの死去を受け、カトリック長崎大司教区は、4月27日(日)午後3時から追悼ミサを行うと発表しました。ミサは中村倫明大司教が司式し、カトリック浦上教会で執り行われます。

教皇フランシスコは現地時間21日午前7時35分、バチカンの居宅内で亡くなりました。

ローマ教皇庁によりますと、死因は脳卒中や心不全などで、葬儀の日程は22日にも発表される見通しです。

教皇フランシスコは2019年11月23日~26日にかけて来日し、24日には長崎を訪問。

長崎市の爆心地公園や二十六聖人殉教の地である「西坂の丘」を訪れ、長崎の地は「核兵器が人道的にも環境にも悲劇的な結果をもたらすことの証人」とし「軍備拡張競争に反対する声を上げる努力が常に必要です」とのメッセージを発信しました。

カトリック長崎大司教区は「最期の時まで平和のために働き、日本、長崎を訪れ多くのメッセージを伝えた教皇フランシスコに感謝し、教皇のためにミサをおささげします」としています。

【追悼ミサ】
日時:4月27日(日)午後3時~
会場:カトリック浦上教会(長崎市本尾町1ー79)
司式:中村倫明カトリック長崎大司教区