アメリカのヘグセス国防長官が、中東イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」への攻撃計画を民間の通信アプリ「シグナル」で自身の妻らに事前に共有していたとの報道について、トランプ大統領は問題視しない考えを示しました。

アメリカ トランプ大統領
「また『シグナル』の話か?2週間前に諦めたかと思っていたよ。(Q.ヘグセス国防長官が家族も含めた別のチャットを作っていたと新たに報道されたばかりですよ?)メディアは使い古された、同じ話ばかりだ。何か新しい話を探すといい」

トランプ大統領は21日、ヘグセス国防長官が自身の妻らにフーシ派への攻撃計画を事前に共有していたと報じられたことについて、問題視しない姿勢を示しました。

アメリカ ヘグセス国防長官
「私は大統領と話した。我々は同じ考えを持っていて、ずっと戦い続けるつもりだ」

これに先立ち、ヘグセス氏はホワイトハウスを訪れてトランプ氏と会談。終了後、報道陣に対して続投する姿勢を強調していました。

「ニューヨーク・タイムズ」など複数のアメリカメディアは、アメリカ軍が先月、フーシ派へ行った攻撃について、ヘグセス氏が自身の妻や弟らに民間の通信アプリ「シグナル」で事前に攻撃計画を共有していたと報道し、ずさんな情報管理を批判していました。